リーダーとはどうあるべきか
こんにちは。新入社員の横井です。
最近読んだ本でとても面白く、熱くなれた本があります。
左遷社員池田 リーダーになる: 昨日の会社、今日の仕事、明日の自分 (ビジネス小説)
- 作者: 鈴木孝博
- 出版社/メーカー: リーブル出版
- 発売日: 2016/10/31
- メディア: Kindle版
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なんだか半沢直樹風な匂いもします。実際、倍返し的な展開もありました。
面白いストーリーなのですが、同時にビジネス小説なのでためになることがたくさん散りばめられています。
コンさんというおっちゃんからリーダーにとって大事なことを教わっていく池田。
目的は何か? 目標をどこに置くか? いまの状況で必要な行動は何か? 得られるもの、失うもののバランスはどうか。 決断の前にどう情報を集めるか。誰に相談するか? 決断の時は開き直る。前のめりの失敗はOK。成長につながれば後悔することはない
コンさんの教えです。これらを考えながら主体性を持ってどんどんやっていけよということですね。私横井もコンさんの教えを胸に刻んで起きたいと思います。
アイディアについて
・心に余裕のある時に、リラックスした状態で考える
・ギリギリまで追い込んでひねり出すやり方は、心も体も疲弊する
・どう評価されるかは気にせず、まずは思いつくまま列挙していく
・会議でアイディアを出す時も、まずは楽しい雰囲気作りが大事
・他人のアイディアを面白がる。良いところをほめる
・否定したり、除外したりする作業はあと回しにして、とにかく思いつきを誘発す る
池田が社内で企画を考える際に重要視した点です。私も社内でアイデア出しをすることがこれから増えて行くと思いますが、頭を抱えて悩んでも良いアイデアがでないのかな。楽しみながら、また他のメンバーと行うときは楽しい雰囲気作りを意識してやっていきたいものです。
任命責任について
・「押しつけ・丸投げ」と思わせないよう、定期的に進捗状況を確認し、情熱共有
・なんのためにやるのか{目的}、どこまでやるのか{目標}を定め、意識を統一
・責任の範囲を明確に定める。より成長できるよう「背伸びライン」に設定
・責任を持たせたことには口出ししない、悩んでいても答えを教えない(=育成)
・育成・成長のために、任せながらも、目的、目標からズレないよう見守る
池田が社内で極秘プロジェクトを進めた時のメモです。池田はこれらがしっかり出来ていたので、部下が目標に向かって楽しみながら業務に取り組んでいるシーンが素敵です。リーダーシップって難しいんですね。
強いリーダーの行動パターン
・順調ではない人を探し、その理由を調べ、活かす方法を考える
・事前の準備(情報収集やその分析)をできる限り徹底して行い、目的と目標に照 らす
・決断にあたっては、あらかじめ「止め時(撤退基準)」を定めておく
・決断したら、失敗を恐れることなく、積極的に攻撃的に全力を注ぎ込む
・どこかのタイミングで必ず前線に出て、陣頭で指揮を執る
・撤退すること、失敗を受け入れることに躊躇しない
・たとえ失敗してもその中から成功へのカギを見つけ出す。決して後悔しない
池田がリーダーについて考えた際のメモです。準備をしっかりして、目的と目標に照らすなどは新入社員の私にもとても重要かと思います。
ただ漠然と行動せず、目的が何なのかしっかり考え、そのための準備をしっかり行う。日々忙しいと目的をふと見失ってしまうことがあるので、意識しておきたい点だと思います。また失敗を恐れず躊躇しないようやっていきたいです。
ちょっとネタバレですが、ストーリーの中で池田はどんどん頭角を表していき、最初は平社員でしたが、課長、部長、執行役員と昇格していきます。
こういったサクセス、読んでいてとても楽しいものです。
池田のような熱い想いと行動力があれば会社さえも変えていけるのだと思います。私横井も池田を参考に、いや池田になったつもりで頑張っていきたいと思います。