センス良くなりたい!
こんばんは。横井です。
僕は仕事柄、クライアントにデザイン提案を行う事が良くあります。
その際デザイナーから挙がってきたデザインをチェックする、といったシーンで良く思うのが「センス」良くなりたいなぁということです。
でもセンスって生まれ持った感覚みたいなもので、才能みたいなものだからなぁ、自分にはデザイン系の仕事は向いてないのかなぁなんて思ったり。
そんなセンスについてとても勉強になる本を読んでみました。
■センスって何なのか?
センスというものは感覚的なもので生まれ持った才能のようなものだと思っていましたがそれは誤っていました。
本書ではまず最初にセンスをこのように定義していました。
センスとは、数値化できない事象を最適化することである。
ふむふむ。その数値化できないものの良し悪しを判断するために必要なこととして重要なことは「普通を知る」こと、ということです。
すてきなデザインも、ぶっ飛んだ企画のアイデアも全ては知識の集積がベースにあり、それを経て考えられたものであるのだと分かりました。
■センスの敵
センスの最大の敵は思い込みであり、主観性です。思い込みと主観による情報をいくら集めても、センスは良くならないのです
思い込みを捨てて客観情報を集めることが、センスを良くする大切な方法とのことです。
■知識に基づく予測
過去を知って知識を蓄え、その知識により未来を予測することがセンスであるとのこと。
横井まとめ
センスという言葉、今までふわっとしていましたが、とても丁寧にロジカルに説明されており、なるほどなと思う内容でした。
センスは知識を深めることにより、磨いていけるということなので、まずはインプットを怠らないことが大切ですね。様々な情報をインプットするために、自分の触れたことのない世界を好奇心を持って楽しめるようになりたいと思います。
毎日同じことの繰り返しだと日々の生活の中に変化を起こしづらいので、ちょっとした小さな冒険を積み重ねる意識を持つことが大事なんだなと思わされました。